ビルトインガレージ付きの注文住宅を建てるメリット・デメリット

公開日:2023/01/15

注文住宅を建てる際に、ビルドインガレージという言葉を聞いたことがありませんか?車やバイク好きの方にとっては憧れがある方もいるではないでしょうか。最近では、子供のいる世代や多趣味な方からの人気の間取りとなっています。そこで本記事では、ビルドインガレージのメリット・デメリットや注意するポイントを解説していきます。

そもそも「ビルドインガレージ」とは?

ビルドインガレージとは、車やバイクを駐車するスペースを住宅の1階部分につくり、ドアやシャッターで閉めて車を格納するガレージのことです。簡単に言うと、家の中に車庫がある間取りです。日本は土地があまり広くないことから、庭の部分にガレージを作れなかったりすることが多いですが、ビルドインガレージなら作ることが可能です。

ビルドインガレージ付きの注文住宅を建てるメリット

ビルドインガレージ付きの住宅のメリットを紹介します。

・雨に濡れることなく車と家を出入りできる
・愛車の手入れがいつでもできる
・雨風、紫外線、砂埃から愛車を守れる
・趣味のスペースとして有効活用できる
・土地が狭くてもガレージが作れる

雨に濡れることなく車と家の出入りが可能

ビルドインガレージは建物の中にあるガレージなので、雨が降っていても家まで濡れずに移動できます。小さな子どもがいる場合でも、天気を気にせずチャイルドシートに乗せられるので便利です。買い物をした際の荷物も濡らさずに家の中へ入れます。

愛車のお手入れがいつでもできる

雨の日でも雪の日でも、家の中なので愛車のメンテナンスが24時間可能です。振動や騒音には注意する必要がありますが、好きな時間に好きなことができるメリットは大きいですよね。

雨風、紫外線、砂埃から愛車を守れる

車やバイクを雨風、紫外線、砂埃にさらすことはできれば避けたいと思っている方は多いはずです。ビルドインガレージがあれば台風が来ても大丈夫。愛車を長い間、綺麗に安全に保つことが可能です。また、シャッター付きなので、車やバイクの盗難被害にもあいにくいメリットがあります。

趣味のスペースとして有効活用できる

車やバイクに興味はない人でも、ビルドインガレージをつくっておけば、趣味のスペースとして使用できます。トレーニングルームにしたり、DIY作業やゴルフの練習など、家の中ではしにくい作業も気にせず楽しめます。子どもがいる家庭ならちょっとした遊び場に。扉を開けて夏にプールをしたり、家族BBQを楽しめます。

ビルドインガレージ付きの注文住宅を建てるデメリット

ビルドインガレージ付きの住宅のデメリットを紹介します。

・ビルドインガレージの設置費用が高額
・間取りが制限される
・耐震性が低くなる

ビルドインガレージの設置費用が高額

ビルトインガレージの設置費用は、一般的には建物本体の工事費からプラス250~300万円ほどかかると言われています。また、ビルドインガレージを設置する場合は、建物を建てる構法の制約を受けやすくなります。建設費用が高額な重量鉄骨造、RC構法のような間口を広く取れる構法、木造軸組構法の場合は梁や柱を補強する必要があり、設置費用は高くなります。

間取りが制限される

ビルトインガレージは建物の1階につくるので、都会や駅前など土地が狭い場合は、居住スペースが2階や3階になってしまいます。2階や3階に住居スペースがあると、採光が良いなどのメリットもありますが、家には何十年も住むので歳を取っていくと階段の上り下りがストレスになるかもしれません。将来のことも考慮して間取りを決める必要があります

耐震性が低くなる

ビルドインガレージの道路側、車やバイクを出し入れする側は大きなスペースが必要で、壁がほとんどなくなります。建物を壁や柱で支える部分が減ってしまうことから、耐震性は低くなってしまう点がデメリットです。

ビルドインガレージをつくる際に注意するべきポイント

ビルドインガレージをつくる際に注意するべきポイントは3つです。

・車を買い替えることを考慮したガレージの大きさにする
・換気に注意する
・固定資産税を意識したつくりにする

車を買い替えることを考慮したガレージの大きさにする

ビルドインガレージは建物の中に組み込まれたガレージなのでつくり直しができません。大きな車に買い替えたりする予定がある場合は、車の幅や車高を考慮したガレージにする必要があります。海外メーカーの車は、日本メーカーの車よりもサイズが大きいので、考慮してつくっておきましょう。

換気に注意する

ビルトインガレージは排気ガスがこもりやすく、シャッターを閉めた状態だと密室となり、健康被害が出ることも。排気ガスで家の中まで臭くなったりといった問題も出てくるので、ガレージ内に換気扇を設置、もしくはこまめにシャッターを開けて換気してください

固定資産税を意識したつくりにする

カーポートは屋根と柱だけでできているので固定資産税はかかりません。しかし、ビルドインガレージにはかかってしまいます。通常の部屋と比較すると、簡素なつくりなので固定資産税の評価額は低いですが、電動シャッターのような設備を導入すると、評価額は高くなる傾向があります。固定資産税の金額は自治体によって異なるので、家を建築しようとしている自治体に確認してみても良いかもしれません。

まとめ

ビルドインガレージをつくるとさまざまなメリットがありました。建物の1階部分に車やバイクを駐車するスペースを設置することで、天気に左右されずに車と家の往復が可能になります。また、車やバイク以外にも趣味のスペースや子どもの遊び場としても活用できます。設置費用が高額だったり、間取りが制限されてしまうデメリットもありますが、それぞれのライフスタイルや理想の過ごし方を考慮して、ビルドインガレージ付きの注文住宅を候補に入れてみてはどうでしょうか。

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